林さんと出会ったのは、私が現役の頃、沖ジム合宿中だったと思うから、もう10年以上前のことになると思う。

アメリカにいる林さんから「2冊目の本を出す」というメールが届いた。
その後、表紙のデザインも添付して送ってくれた。

マイノリティーの拳
 調べてみたら、アマゾンでもまだ表紙の画像は載っていない。これは「デザイン案(見本)」なので定価が間違っているようだ。

以前に出した本(処女作)は野球モノだった。
その時から「いつかボクシングの本を…」と言っていた。

林さんは10年前にボクシングの本場アメリカに渡り、ボクシングの記事をボクシングマガジンなどに寄せている。
ボクサーの人脈も広がり、取材が難しいとされるハグラーなど、大物ボクサーのインタビューにも成功している。

アメリカのジムの匂いが漂い、ついつい見入ってしまう表紙。
日本では見慣れない赤いベルトが裏表紙。
このシブすぎる表紙を見ただけで、林さんがこの本にどれだけ力を注いだかが伝わってくる気がする。

渡米生活10年。

長かっただろうか、短かっただろうか…。
林さんの情熱がぎっしり詰まっていること間違いなし!


9月15日、新潮社から発売。
1,470円(税込み)

まだ私も読んでいない。発売が楽しみ!