『育児と子育ての違い』①、②では、
「子育て」はなるべく口を出さず、目と手を離していくもの、という話をしました。
では「育児」はどうかというと、まったく逆になります。
育児中はしっかりと目と手をかけます。
泣いているのは何故か、お腹が空いているのか、暑いからか、眠いからかなど、
顔色や汗の出具合い、顔の表情や身体の動きにも注意しますよね。
子どものサインにはすぐに手を出し抱きかかえることで、
体温や動きの緩慢さなど、たくさんのことが伝わってきます。
あと育児中に一番忘れがちで大事なことが、口を出すこと!
口を出すとは声をかけることですね。
「どうせ言葉も分からないし…」と黙って世話をしがちですが、
顔を見ながら、目と目を合わせて、何かと声掛けをしたいですね。
まぁ、独り喋りになりますが。(笑)
スマホを見ながら無表情。声掛けもしない育児では、ちょっと寂しすぎます。
親の表情や声掛けの有無が、子どもの情緒にも影響するという研究結果もありますよね。
また手をかけるとは少しニュアンスが違いますが、
おんぶや抱っこの時間を多くすることもスキンシップとして、
更に視覚能力の向上としても、大きく影響するのでお勧めです。
(体力的に大変ですが、両親で交代しながら、あるいはきょうだいに頼んでも良いですね!)
おんぶや抱っこが視覚能力の向上にも良い、というのはまた別の機会にお話ししたいと思います。
関連記事 『自分のことは自分でさせる ①』に続く
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