今年最初の買い物は“本”だった。

『風の歌を聴け』
村上春樹さんのデビュー作。

私は今年の抱負として、“本をたくさん読むこと”をあげている。

高校三年生の時に、出たばかりの『ノルウェイの森』をまわりの友人は読んでいたが、読書嫌いの私は上巻の数ページで挫折した。


一転して、大学生になってからは読書家の友人に感化され、サリンジャー、カミュ、カフカ、ジッド、ツルゲーネフ、ヘミングウェイなどの代表作を乱読し始めた。
その後は姉の影響で、日本の純文学も読み始めた。

ボクシングを始めてからは、もっぱらトレーニングの本、栄養学の本などを読むようになったが、読書量はガタ落ち…。
読書量の少なさは今も続いている。

「いつか読もう…」「読みたい!」と思っている本はたくさんある。
友人に借りたままの『インストール』&『蹴りたい背中』、そのほか新渡戸稲造の『武士道』、また話題作の『国家の品格』や『バカの壁』すらもまだ読んでいない。
今年はそれらを全部読んでやろうと思っている。

『風の歌を聴け』もそのうちの一つだった。

『風の~』は、10代のうちに読んでおきたかった本だ。
こんな青春モノを今さら読んでどう感じるかと、ちょっと不安もあったが、読んでみたら、まんざらでもなかった。

続いて『カンガルー日和』を読み始めた。
(これは寝る前に読むくらいが丁度いいかな)

今年中に『ノルウェイの森』に手を伸ばそうと思っている。

調べてみると、村上春樹さんが『ノルウェイの森』を発表したのは38歳のとき。
私も今年、38歳。

どう感じるだろうか。