角海老宝石ジム所属の世界チャンピオン、イーグル京和に、三迫ジム所属のロデル・マヨール選手が挑戦する。
出身地はタイとフィリピン。
タイ出身のイーグルチャンプとは、「ワールドボクシング」の対談で話をしたこともあるし、私と同じく試合中に肩の故障に見舞われるというアクシデントを味わうなど、親近感を感じる。
対するフィリピン出身のマヨール選手。
どう見ても10代にしか見えない童顔。 なのに妻子もち。
アマで152勝3敗、プロ転向後も22戦全勝17KO。
「ワールドボクシング」パッキャオ選手と対談の時
左からマヨール、ツニャカオ、パッキャオ
今回の試合の結末は予想しにくい。
どんな展開でスタートするかは想像がつくが、“決着パターンは?”となると何パターンもありえそうだ。
序盤はペースの取り合い。それもジャブではなく、激しいフックやアッパーなどのパンチの交換で、“パワフルにぶつかり合うような”ペースの取り合いになるのではないか。お互いパンチはあるが、早い回のKOもないだろう。
イーグルチャンプは見ている者の目を惹きつける戦い方をする。
(これは採点に有利なテクニックである)
だが、マヨールも目を惹きつけるテクニックを披露するだろう。
ファンとしては序盤から惜しみなくテクニックを披露し、目が離せない壮絶な打撃戦のすえ、終盤とちらかのKO決着が最高の筋書きだろう。WOWOWで放送されるような世界のトップレベルのファイトを期待してしまう。
両選手とも世界のトップで何度も防衛を重ねられる選手。
こんな試合を見られることを喜ぶべきだろうが、どこか「もったいない…」と思えてしまうのは私だけではないだろう。
また、このミニマム級のトップ争いに「日本人が絡んで欲しい…」と思うのも私だけではないはずだ。
好ファイトを期待する!!
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