協栄ジムの金平会長と亀田親子の会見があった。
私は日テレの「リアルタイム」のコメンテーターとして、スタジオで見ていた。
金平会長のコメントで、「ボクシングは勝敗がすべて。負けたので非難は受ける…」というような言葉に、私は「それは違う」と言ったが…。
あとでよく考えてみると、金平会長は記者から父親に向けられた「パフォーマンスは今後も続けるのか？」という質問に割って入って話し始めたコメントだったので、会長の発言は、大毅の反則行為や処分に関してではなく、“親子のパフォーマンスについて”答えたのだろう。
一緒にスタジオで見ていた2人のアナウンサーも同じ意味で取ったようだった。
コメントは難しい。
今回は、元世界チャンピオンとして、ボクシング関係者として、また一人のボクシングファンとして、テレビなどに呼ばれれば自分なりの意見をコメントしていこうと思っている。
今回のことで、ボクシングに対する偏見をうむとか、イメージダウンになるのは少しでも避けたいという気持ちからだ。
立場的にコメントしづらいことも多いのだが…。
ボクシングの魅力を知ってもらうとか、偏見をなくすとか、ボクシングを身近なスポーツに感じてもらうことは、私の『ボクシングの底辺拡大』という活動の一角。
私がテレビにでて少しでもそれができれば…。
明日はボックスファイの定休日でもあるので、朝から「めざましテレビ」（フジ）、「スッキリ!!」（日テレ）、「スクランブル」（テレ朝）、「リアルタイム」（日テレ）と、４番組に出る予定である。
何か新しい展開にならなければ、しばらくして終息するだろう。
早く終わって欲しいと、ボクシングを愛するものとして願う。
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