昼前の新幹線で長野まで行ってきた。
来年のトリノオリンピックに出場が決まっている(ほぼ確定)スノーボーダーの山岡聡子(そうこ)さんと、「スポーツヤア!」の企画で対談をするためだ。

やっぱりトップアスリートの言うことはみんな似てるね。
謙虚で控えめながら、苦労話は一切なし、感謝のことば、大きな目標、負けず嫌い、繊細さと大胆な発想…。

あと、“自分”ってのをとても良くわかってる。っていうか、客観的に見れてる!


スノーボードは一回もやったことないのにインタビューアーなんかやっちゃったけど、ほんとに専門用語がたくさんあって難しかった~。キャブとかグラブとかFS720とか…。
我ながら良くやったよ。なんでも予習って大事だね。
(ちなみにFS720は、フロントサイドセブン・ツーと読む)

ちなみに山岡さんが出場するのはスノーボードの「ハーフパイプ」という種目。

パイプを2つに切った(Uの字状の)大きな溝が傾斜していて、そのなかを上から蛇行しながらくだってくる間に演技を競い合う。

いかにバランスを崩さず、美しく、さらにダイナミックにジャンプや回転など、個性的な演技を見せられるかが勝負らしい。

「抜ける」(溝のフチから空中に舞い上がる)コツを掴むまでに2年かかったとか。(毎日毎日同じ練習の繰り返しを続けたんだろうな~)

練習は世界各国の雪山をまわり、時には5mの高さから落下する大怪我や、雪崩に飲み込まれて奇跡の生還をするという経験もしたとか。
やっぱり世界のトップになるにはみんなこんな経験を積むんだね。

昨日もスノボの雑誌に目を通したり資料を読んだりして寝不足、今日も朝からバタバタスケジュールで、帰りの新幹線では出発と同時にお休み。

東京駅につくと、普段と変わらない東京の風景。
あ~、さっきの長野の景色懐かしい。

山岡聡子さんのHP