「育児」と「子育て」を区別することは、子どもとの関わり方がハッキリするのでとても意味があります。

育児とは、
自分では何もできない赤ちゃんの世話全般を言います。
ミルクを飲ませ、風呂に入れ、着替えをさせ、オムツをかえてあげるなど。

次に子育てとは、
自分の事は自分でする、自立した人間に導くこと。

このように私は定義しています。

子どもに対して、
出来ないことはやり方を教え、ちょっとだけ手伝ったり、ヒントを与えたり。

なるべく手も口も出さず、自分でやらせ、考えさせ、手を離していくのが子育てです。

なので、何でも自分でやるようになるからどんどん楽になるのが子育て。どんどん手から離れていき、自立していきます。

ですが、ついつい手も口も出してしまいがち。

時間にルーズ、片付けが出来ない、自分で考えられない…。
ご自身のお子さんを、いつまで経っても手のかかる子、指示しないと動かない子…だと思っていませんか。

実はそれは、親が手や口を出しているのが原因の場合が多いです。

上手に子育てされた子は自立が早く、自分で考える力が付き、積極的に行動し、なりたい自分を見つけられます。(詳しくは『『育児と子育ての違い ② 』で!)

子育てとは、「手を出す」のではなく、「手を離していく」ものです。

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