「会長はこないだの試合について、ブログでコメント書かないんですか?」
「もう、新聞やテレビでさんざんやってるし、わざわざ俺が書かなくても良いでしょ?」
「いや~、でもやっぱりファンにしてみたら、会長が何て言うのか気になりますよぉ」
「いいよ俺は…」
「そんなこと言わず、何か書いてくださいよ!」
「そうかぁ? じゃあ、何か書こうかな~???」
挑戦者がした試合前の挑発、試合中の反則行為、試合内容など…
何か書こうと思ってパソコンを開いたが、書くことがない。
というか、「何も書きたくない!」という気持ちだということがわかった。
内藤チャンピオンにとっては初防衛戦。
どのチャンピオンもそうだが、うまく仕上げづらい“鬼門”の戦い。
ポンサクレック戦と比べると、動きは悪かった。
本人も試合後の勝利者インタビューでこのことに触れかけたが、「言い訳」になるのを嫌ってか、話を逸らした。
とにかく、いろんな意味で苦しい初防衛戦だったと思う。
内藤チャンピオン、ごくろうさま、おめでとう!
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