坂本博之くんから「今日の産経新聞に載ってるから見て!」と電話があった。

坂本博之・ボックスファイ
いま坂本くんが取り組んでいる「こころの青空基金」について、その思いや、活動内容などが紹介されている。⇒≪産経新聞

        (坂本くんがボックスファイに来た時の記念写真) ⇒

実は、坂本くんが引退した後、「今後の活動に力を貸して欲しい」と電話があった。
私は子供向けの教室運営やイベント展開の経験があったので、そのノウハウの提供など「出来ることなら何でも!」と、協力関係を約束したことがあった。


記事の中で坂本くんは、「子供たちが笑顔をみせてくれる。それがいまの僕の生き甲斐です!」と、言い切っている。
熱いファイトで後楽園ホールを沸かせた男だが、こんな純粋で真っ直ぐな生き様も、坂本くんの魅力なのだろう。

さっそく知人からも、「坂本さんの記事をネットで見つけた」と、メールで記事のURLが送られてきた。
そのメールには、「あー、胸が熱くなる記事でした。微力ながら基金に参加しようと思っています。」という感想が添えられていた。

ボクサーがボクシングファンや社会に対して“何か”ができるのは、リングの上だけではないことが良く分かる。引退後もこうした活動を続ける坂本くんは素晴らしいと思う。

私も引退後に、元ボクサーとして行っている活動は多い。
ボクシングの底辺拡大、子供の健全な成長や教育、社会人の健康増進、袴田巌さん支援…。こうした活動は地味だが、ボクサーがやれることはたくさんあるはず。

「うちのジムの受付に『こころの青空基金』の募金箱が置いてあるよ!」と伝えると、とても嬉しそうな声が返ってきた。
ボックスファイでは、“施設の子供たちに少しばかりのクリスマスプレゼントを”と、年末まで会員さんに募っている。

一人では出来なくても、力を合わせればできることもある。

こんな活動をするボクサーの輪が広がっていくことを願っている。

坂本博之ブログ