2010年11月6日
またアーカイブから。
保存したまま、アップせずに残ってました。(笑)
ボクシングの技術編ですね。
ちょっと言いまわしも怪しいけど、当時の私の言葉のままで!
しかも書き掛けで途中ですが…いつものようにそのまま。
気が向いたら、そのうち加筆修正します。(笑)
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サウスポー対策というと、サウスポーの苦手な選手がサウスポーを警戒して組み立てる戦法、やられないようにする動き、といった消極的なイメージがある。
〇〇しないようにする、〇〇してはならない、など。
結論から先に言ってしまうと、相手がサウスポーだからこそ、それに対する攻撃パターンがある。
それを練習すると良い。
土曜日、西岡選手の世界前哨戦を解説した。
粟生選手やリナレス選手との対談や、長谷川穂積選手の世界戦前の公開スパーリングなどで帝拳ジムを訪れると、ケガからの再起を目指して黙々とサンドバッグを叩く西岡選手の後ろ姿があった。
接近戦でも打ち合えて、離れればジャブも打てる。
サウスポーは右が命!だと思っている。
サウスポーの西岡選手は、しっかりとサンドバッグにジャブを打ち込んでいた。
待ちのサウスポーには
左カウンターを狙っている可能性が高い
その軌道には絶対入らない(頭を持っていかない)
先にその軌道上にパンチを捨てる
フェイントの多用
こちらもストレートから入る
↑
このストレートも捨てパンチにして、カウンター封じの為だけに出す
右ストレート、左フック(サイドにまわり)、右のボディやアッパーなど
ジャブの多いサウスポーには
ジャブを左手で払い、ワンツーのタイミングでいきなりストレート
(ジャブを払うパリングがワンツーのワン)
ジャブを誘ってヘッドスリップ(ジャブの左側・パンチの外側へ)
ジャブの多いサウスポーは、
そのジャブを左手で払いに来るパリングを待っている可能性がある
引っ掛かると、そのタイミングで左ストレートが飛んでくる
ジャブの多いサウスポーの、二つのパターン
・ただせわしく出しているだけ
・しっかり狙ってくる
せわしく出してくるだけの選手は、ジャブが伸び切ってないことが多い
怖さがないので距離を詰めやすいが、左ストレートを待っている可能性大
手数多く、しかもしっかり狙ってくる選手、更にリーチが長いと厄介
しっかり頭の位置を変えて対処する必要がある
二段階攻撃で入ることを心掛ける
エネルギーを使うが、懐に入られると崩れる場合もある
無理せず、根気よく攻め続ける
《サウスポー関連記事》
『サウスポー対サウスポー(長嶋建吾戦で)』
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