亀田選手がアランブレットのようなボクサーと戦うなら「こう戦うのがいいだろう」という試合運び。いい戦い方をしたと思う。

アランブレットは上手い。でも、堅いガードを打ち崩してまで攻めてくるタイプではない。
攻め急がず、じっくり(相手がロープを背負うか背負わないかの位置で)プレッシャーをかけてチャンスを待ち、しっかり仕留める…。

これは待ちのボクシングではなく、ちゃんとした戦い方であり、楽をしたわけてはない。(しっかり仕留めているのだから)

手数ではなく、プレッシャーをかけることによって試合を支配し、互いに有効打がなくても自分がポイントを拾うやり方。プレッシャーも、ロープに詰めていくのではなく精神的にプレッシャーをかける、かつジャッジに自分が優位に立っているように見せるかけ方。

このような練習を繰り返しやっていたとは聞いていたが、本番でもちゃんとできるのだからたいしたものだ。

私が亀田のかっている点は試合中の集中力。
今回は“挑発パフォーマンス”もファンサービスとして見せたが、それ以外は集中力のムラがなく、動きにも緊張感がある。見ていて気持ちのいいボクシングをする。

今回の一戦をクリアしたことで、さらに今後の期待感が増した。

飯田覚士ボクシング塾ボックスファイ

亀田戦 -観戦記-” に対して1件のコメントがあります。

  1. miki より:

    お久しぶりです!
    こちらのブログに辿り着けなくてさまよってました…
    やはり観戦してましたか~。
    父ちゃんと探していたんですが、お会いできず残念です。
    トラバさせて頂きます☆

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