長谷川チャンピオン、見事なKO防衛でした。強い!上手い!そして見せるボクシングができる!一気に評価を上げた試合だったと思います。
相手のマルチネスは踏み込んでのパンチが少なかったので、距離感とスピードにまさる長谷川が常に試合を支配できました。
ボクシング関係者から“長谷川不調説”が聞こえてきたので心配しましたが、蓋を開けてみたら完璧ともいえるデキ。会場はとても盛り上がりました!!
新井田チャンプは入場からセレモニーの間、とてもリラックスしていました。入場の時に笑みがこぼれるほど。チャンピオンの自信を感じましたね。
無敗の挑戦者ゲホンの武器(新井田を苦しめるだろうパンチ)は右のアッパーだと思っていましたが、新井田のスピードある左フックが序盤からさえわたり、ゲホンは右手を高く上げてガードに使い続けるはめに。(ゲホンの右アッパー対新井田の左フックは新井田の勝ち!)これが良かったですね。
相手の武器を、距離やディフェンスで封じることはよく見かけますが、さらに上回る自分の武器で封じた新井田は相当な勇気と自信があったんでしょうね。
結果、新井田チャンピオンはまったく強打をもらうことなく試合を進めました。
(11,12Rが見たかった…。まちがいなく長谷川チャンピオンのKO劇に匹敵する見せ場となったことでしょう)
家に帰ってからビデオで見たら、ゲホンのジャブをもらっているのが目立ちましたね。放送席で見る限り新井田が余裕をもち、ずっと試合を支配していたのですが、ポイントでは僅差。
軽いパンチ、一発のジャブ、要注意ですね。
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